ニュースキンのサプリやパーソナルケアを研究開発・製造している会社のご説明です。
ぜひご覧頂いて「こういう会社なら安心!」、そのように感じて頂ければ幸いです。
このページの目次
世界をネットワークするニュースキンの拠点
ニュースキンのサプリや化粧品は、毎日の食品として召し上がり、また、お肌や髪に直接つけるものですので、どのような会社がどのように開発・製造しているのかは確認したいポイントですね。
このページでは「ニュースキン社」設立の経緯や理念、現在の規模や概要などをニュースキンの公式サイトや資料からまとめさせていただきました(2025年2月現在)。
当ページに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
ニュースキンの中心【ニュースキン エンタープライズ】
《ニュースキン エンタープライズ本社ビル(米国ユタ州プロボ市)》
米国ユタ州に本社を構えるニュースキン エンタープライズ社(Nu Skin Enterprises, Inc.)は、現在、日本を含む約50の国と地域において、グローバルに流通網を展開し、1996年よりニューヨーク証券取引所に上場しています。
2022年度の売り上げ実績は22億3千万ドル(1米ドル=130円換算で約2,900億円)となっています。
※参考:ニューヨーク証券取引所【NUS】┃ニュースキン エンタープライズ社【Nu Skin Enterprises Reports Fourth Quarter and 2022 Financial Results】
ニュースキン エンタープライズ社は、1984年6月に創業者のブレイク ローニー、スティーブン ランド、サンディ ティロットソンによって設立されました。
「良いものだけを」のモットーは大切な人への思いから。
現在は世界的企業へと成長したニュースキン エンタープライズですが、その原点は1980年代はじめに、創業者のブレイク ローニーの自宅で、彼の姉が漏らした嘆きにあるのです。
「なぜ、人の肌に良い成分だけでつくられた製品がないのかしら?」
姉のそのひと言がきっかけとなり、ブレイクは研究を重ね、有害な成分を一切使わず、肌にやさしい有用成分だけを選び抜き、高品質なパーソナルケア製品の製造を開始しました。
工場から届いた最初の製品は、何の飾り気もない1ガロン容器に詰められたものでした。
しかし、その品質に興味をもった人々が、自分で入れ物を持ち寄り、1本のスプーンで分け合っては持ち帰り、それを使い始めたのです。
そして、その製品の素晴らしさは、人から人へと伝わり、瞬く間に愛用者を増やしていきました。
現在、グローバル企業となったニュースキンの「あなたにとって良いものだけを」をモットーとした「製品づくりの原点」がここにあります。
《ニュースキン創業時の製品容器の展示》
発売後、注文が殺到して、これらの容器が不足したため、創業者ブレイク ローニーたちは、人々が持ち寄った小瓶にスプーンで製品を分けました。陳列ケース内の手前にあるのがそのスプーン、背後に写っている男性は若き日のブレイクです。

《1984年 創業当時のニュースキン社(ユタ州プロボ市)》
ニュースキン ジャパン
《ニュースキン ジャパン本社(東京都港区 虎ノ門グローバルスクエア 14F)》
ニュースキンジャパンの沿革
1993年4月にニュースキン エンタープライズの7番目のマーケットとして、日本支社「ニュースキン ジャパン インク」が業務を開始し、1995年に「ニュースキン ジャパン株式会社」に社名変更、日本法人となりました。
日本進出当時は25品目のスキンケアおよびヘアケアのラインナップのみで、サプリメント部門はありませんでした。
《ニュースキン ジャパン開業時(1993年)の製品群》
現在では、パーソナルケア製品、栄養補助食品および生活関連製品など、日本国内で350品目を越える製品を流通させています。
ニュースキン ジャパンの国内事業所
●ニュースキン ジャパン本社オフィス
東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア14階
TEL:03-6626-1234 (代)
●ニュースキン ブランド センター
「ニュースキン ブランド センター」では製品のお試しや、お肌や栄養の状態をチェックしたり、どなたでも気軽にご利用いただけます。
会員の方は一部製品をご注文、お持ち帰りが可能です。
臨時休業や営業時間短縮などもあり得ますので、「ブランド センター」のご利用にあたってはこちらをご確認下さい。
《ニュースキン ブランド センター》
東京都渋谷区神宮前5-7-14
《千葉配送センター》
千葉県船橋市南海神1-7-4
2023年春、ニュースキンジャパンは30周年を迎えました
「あなたにとって良いものだけを」を理念とする製品づくりから始まり、その時代に合わせた革新的な製品とビジネス オポチュニティをとおして『人々がより豊かになるための力となる』ことを目指してきたニュースキンジャパンが、2023年春に30周年を迎えました。
★ニュースキンジャパン本社サイト「30周年記念特設ページ」はこちら
サイエンスのあゆみ
ニュースキンの創業理念と革新的な製品群
《ニュースキン イノベーションセンター(アメリカ ユタ州プロボ)》
“All of the Good, None of the Bad. あなたにとって良いものだけを…”
1984年、ニュースキンのサイエンスは『有害な成分を一切使用せずに肌に有用な成分だけで高品質な製品をつくり、人々の若々しさを保つ』という革新的な理念をかかげてスタートしました。
この理念のもとに、創業時から「リジューベネイティング クリーム、フェイス リフト パック、ニュートリオール」などの革新的な製品群が続々と誕生したのです。
製品の優位性が起爆剤となって急成長したニュースキン社は早い段階で、ニュースキン社内の専属科学者と世界中の研究機関とが共同で研究開発する態勢を確立していきました。
ファーマネックス社の獲得
次の画期的な出来事は、1998年、革新的なサプリメントの開発・製造を行っている「ファーマネックス社」の獲得でした。
ファーマネックスのサプリメントの優位性および安全性は、原材料の選択から製品化までの全プロセスを6段階の厳しい基準・視点から管理する「6S(シックスエス)プロセス」によって守られています。
サプリメント業界において、このような科学的根拠に基づくプロセスを用いたのはファーマネックス社が最初で、このことが業界のリーディング カンパニーとしての地位を確立しました。
ライフジェン テクノロジーズ社とのパートナーシップ
さらにニュースキン社は2011年〜2022年3月の期間、遺伝子発現サイエンスを応用し老化研究に革命を起こしたバイオテクノロジー企業「ライフジェン テクノロジーズ社」とのパートナーシップ契約を結びました。
(参考資料:ニュースキン社プレスリリース)
この「ライフジェン テクノロジーズ社」とのパートナーシップにより、同社の所有する世界最大規模を誇るデータベースならびに研究はニュースキンの資産の一部となりました。
ニュースキン社は、30年以上にわたって独自に蓄積したパーソナルケアおよびサプリメント開発のノウハウに加え、老化サイエンスの先進的な知見を製品開発の中核に据える体制を整えたのです。
エイジング ケア アドバイザリーボード
ニュースキンの「エイジング ケア アドバイザリーボード(顧問委員会)」は、エイジング ケア研究の第一人者で構成されています。
深い知識をもち、数々の発見に携わる世界的な科学者たちからの的確なアドバイスは、ニュースキン独自の製品を生み出すための礎となっています。

ニュースキン サイエンティフィック
アドバイザリーボード チェアマン

ニュースキン サイエンティフィック
アドバイザリーボード チェアマン
ポーツマス大学で理学士号、ロンドン大学で博士号を取得。1991年~1994年にアスティオアースリティス サイエンシズ社において、1994年~1997年にはバイナリー セラピューティックス社において、社長 兼 最高科学責任者を歴任。
また、ワイス アイエルスト社やローヌプーラン ローラ社などのバイオテクノロジー企業においても研究管理の要職に就き、関節炎の治療や免疫抑制療法に向けた天然素材の研究に取り組みました。
その後、ファーマネックス社の臨床研究/薬理学担当 バイスプレジデントを務め、1998年、ニュースキンによるファーマネックス社の買収と同時にニュースキンに参画。
2006年、最高科学責任者 兼 製品開発担当 エグゼクティブ バイスプレジデントに、2024年4月にサイエンティフィック アドバイザリーボード チェアマンに就任しました。
製薬業界と栄養補助食品業界に35年以上にわたって携わり、その経験に基づく広範な知識の持ち主です。
執筆活動にも意欲的であり、薬理学に関する数々の研究成果や論評を発表。著書『THE AGING MYTH』は、ニューヨーク タイムズ紙のベストセラー リストにランキング入りしました。

民族薬学研究所
脳化学ラボラトリー 理事

民族薬学研究所 脳化学ラボラトリー 理事
先住民の植物の利用方法を研究する民族植物学の世界的権威です。熱帯雨林の保護にも献身的に取り組み、ポリネシアの人々からは「ナファヌア」(サモアの神話に登場する守護神)と呼ばれ、慕われています。
1976年、ブリガムヤング大学で植物学と哲学を学び、首席で卒業。卒業式で卒業生総代を務めました。1977年、フルブライト奨学生としてウェールズ大学(イギリス)で生態学を学び、理学修士号を取得。1978年、ダンフォース財団とアメリカ国立科学財団から奨学金を受けてハーバード大学に入学し、1981年に生物学で博士号を取得。後に、ロナルド レーガン大統領から、「国立科学財団 若い研究者を対象とした大統領賞」を授与されました。
その後、博士は世界各地の大学で、研究・教育活動に取り組みます。ブリガムヤング大学の教授となり、のちに学部長も務めました。メルボルン大学(オーストラリア)、ウプサラ大学とウメオ大学(共にスウェーデン)で客員教授のポストに就いたこともあります。スウェーデンでは、初の「カール グスタフ16世国王 環境科学教授*」にもなりました。
現在はイリノイ大学シカゴ校 薬学部の非常勤教授。これまでに200本以上の科学論文を『Science』『Proceedings of the National Academy of Sciences』等の権威ある科学雑誌に発表し、3冊の書籍を発表しています。
学府以外の場でも、さまざまな活動を行っています。1998年~2004年には、ハワイとフロリダにあるアメリカ連邦議会認定「国立熱帯植物園」の園長を務めました。現在は、アルツハイマー病やALS(筋委縮性側索硬化症)の新たな治療薬の開発を使命とする「民族薬学研究所 脳化学ラボラトリー」の理事、熱帯雨林と文化の保存を支援することを使命とする「シーコロジー」の会長を務めています。
*スウェーデン王立科学アカデミーが、植物学者でもある国王の50歳の誕生日を記念して設けた客員教授のポスト。

デューク大学 顧問教授

デューク大学 顧問教授
皮膚科学の研究者であり、アメリカで皮膚科専門医の認定を受けた臨床医。アメリカ皮膚病学会会員(F.A.A.D.)。
現在はノースカロライナ州ハイポイントで開業しており、デューク大学 医学部 皮膚科の顧問教授でもあります。1988年には、市販薬を含めた製薬や美容に関する研究を計画・実施する研究所「ダーマトロジー コンサルティング サービス」を開設。同研究所は、皮膚の老化やにきび、酒さ(しゅさ)、乾癬、アトピー性皮膚炎、日光角化症、湿疹、整形美容を研究対象としています。
美容皮膚科学分野の先駆者であり、これまでにアメリカ皮膚病学会の副会長や理事、アメリカ皮膚外科学会理事などの要職を歴任。また、研究実績や皮膚科学分野への貢献が認められていくつもの賞を受賞しています。2006年に国際的な美容業界イベント「ヘルス ビューティ アメリカ」で特別功労賞を受賞したほか、「2008年度ダームアーツ アワード」を受賞。2010年に「アルバート クリグマン イノベーション アワード」、2016年にはアメリカ皮膚病学会より会長賞が授与されました。
医学部へ進む前は機械工学の学士号を取得し、オックスフォード大学院(イギリス)で学ぶローズ奨学生に選ばれました。優れた科学者だけが入会できるシグマ サイ名誉研究者協会とアルファ オメガ アルファ名誉医療協会の会員です。
著書は『Cosmetics in Dermatology』『Hair Cosmetics』『Cosmetic Dermatology: Products and Procedures』など14冊、共同執筆した教科書は38冊に上ります。ドレイロス医師が編集を担当した書籍『Cosmeceuticals』は5種類の言語に翻訳されており、現在は第3版が出版されています。これまでに38誌に編集委員会メンバー等として協力し、2005年から『Journal of Cosmetic Dermatology』誌の制作に編集長として参加しています。500以上の研究でPI(研究責任者)を務め、78枚の研究発表ポスターと540本以上の研究論文を執筆・発表しており、プレゼンテーションの回数は300回を超えています。

ライフジェン テクノロジーズ社 共同創業者
ウィスコンシン大学 教授

ライフジェン テクノロジーズ社 共同創業者
ウィスコンシン大学 教授
エール大学の分子生物物理学・生化学部で学び、1994年に同大学から博士号を取得。ベイラー医科大学 ヒト分子遺伝学部で研究を続け、1997年にウィスコンシン大学 遺伝学部および遺伝医学部に籍を移しました。
研究者としての優れた業績が認められ、「ショーブ レクチャラー アワード」「バロウズ ウェルカム ヤング インベスティゲーター アワード」「ショー サイエンティスト アワード」「ハワード ヒューズ医学研究所ニュー インベスティゲーター アワード」「パウンド リサーチ アワード」などを授与されています。
現在の研究テーマは、遺伝子発現プロファイルと寿命学、組織病理学の応用です。2001年には、リチャード ウェインドルック博士とライフジェン テクノロジーズ社を設立しました。同社は、ニュートリゲノミクス(栄養情報科学)を専門とし、栄養とカロリー制限がエイジング プロセスに与える影響の解明などに取り組んでいます。プロラ博士の論文は、『Science』などの権威ある科学誌に掲載されています。

ブエノスアイレス大学(アルゼンチン)教授

ブエノスアイレス大学(アルゼンチン)教授
植物生理活性物質が健康維持に果たす役割を、栄養と薬理効果の観点から研究しており、特に心臓血管や腎臓、腸の生理機能に影響を与える酸化的ストレスと抗酸化作用に関係する生化学的経路の解明に取り組んでいます。
化学分野の研究により、1985年にブエノスアイレス大学(アルゼンチン)で博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校とデービス校に研究員として勤務後、1990年にアルゼンチンに戻り、ビタミンと天然物の抗酸化効果を研究する研究グループを立ち上げました。2003年には、ブエノスアイレスでの研究と連携した研究プログラムをカリフォルニア大学デービス校で開始しました。
これまでに発表した150本以上の論文は、その大半が大きな影響力をもつ雑誌に掲載され、引用された回数は14,000回を超えました。また、110以上の会議でプレゼンテーションを行ってきました。『Food and Function』誌(イギリス王立化学協会)の共同編集者であり、『Free Radical Biology and Medicine』や『Redox Biology』など専門誌の編集委員会メンバーでもあります。権威ある科学誌『Molecular Aspects of Medicine』では客員編集者、書籍『Plant Phenolics and Human Health』(IUBMB-Wiley、2010年)』では編集者を務めました。「ポリフェノールと健康国際会議(ICPH)」でも大きな役割を果たし、2005年デービス開催時には組織委員、2013年ブエノスアイレス開催時には会頭の責務を担いました。
カリフォルニア酸素学会 副会長や国際フリーラジカル学会 財務責任者も務めました。アメリカ栄養学会、酸化還元生物学・医学学会、国際フリーラジカル研究学会、ヨーロッパ フリーラジカル研究学会、カリフォルニア酸素学会、アメリカ科学振興協会、イギリス王立化学協会、ニューヨーク科学アカデミーの会員です。

カリフォルニア大学 デービス校 教授

カリフォルニア大学 デービス校 教授
生物活性物質と微量元素が人の健康に与える影響が主な研究テーマです。生物活性物質については、食生活を要因とする肥満と代謝異常に対するフラボノイドの有益作用を、微量元素については、発育初期に微量元素が与える影響を中心に研究しています。
ブエノスアイレス大学(アルゼンチン)で生化学を学び学士号と博士号を取得後、カリフォルニア大学 デービス校の研究員となりました。1990年~2003年はブエノスアイレス大学で助教授と准教授を務めたほか、アルゼンチン国立科学技術研究会議(CONICET)に科学者として参加。2003年にカリフォルニア大学 デービス校の教授に就任しました。
これまでに発表した研究論文は130本以上。科学誌『Archives of Biochemistry and Biophysics』『BioFactors』『Free Radical Biology and Medicine』『Redox Biology』の編集委員会と『Food and Function』誌の編集顧問委員会のメンバーです。『Archives of Biochemistry and Biophysics』『BioFactors』『Molecular Aspects of Medicine』の特別号の制作にも、客員編集者として参加しました。酸化還元生物学(カリフォルニア酸素学会)とポリフェノール(ポリフェノールと健康国際会議)の国際会議では、組織委員会メンバーとして開催に尽力しました。2017年、薬学と生化学における研究が評価され、ルネッサンス フランセーズ(フランス)から金メダルを授与されました。

ノースカロライナ州立大学 再生医学部門 准教授

ノースカロライナ州立大学 再生医学部門 准教授
シエナ大学(イタリア)で生理学を学び、優秀な成績で理学士号を取得後、理学修士号(生理病理学)と博士号(細胞生理学と神経免疫生理学)を取得しました。博士課程交換留学生として訪れたカリフォルニア大学バークレー校 分子細胞生物学部門で、オゾンや紫外線のような環境酸化ストレスが皮膚生理機能に及ぼす影響の研究を開始しました。
2011年にはフェラーラ大学(イタリア)生理学 准教授に就任。2016年8月からはノースカロライナ州立大学 再生医学部門 准教授を務めています。
博士の専門分野は、レドックス ホメオスタシス(酸化還元恒常性)が変化した際に組織が示す生理病理学的な反応を決定する細胞と分子の構造。まれな神経発達疾患であるレット症候群の病因なども研究対象です。
博士は2017年からフリーラジカル学会ヨーロッパ(SFRRヨーロッパ) 委員会メンバーであり、同じ分野の専門家による査読を受けた論文を250本以上発表しており、1冊の著書があります。さらに書籍の共同執筆者として、これまでに15章を担当しました。過去100以上の国際的な会議にスピーカーとして招かれ、50以上の国際的な会議の主催者や議長を務めています。
研究者としての優れた業績が認められ、さまざまな賞の受賞歴があり、近年ではエクスポソーム グラントを授与。2018年には酸化還元生物学分野における博士の業績が評価され、ブエノスアイレス大学から生理化学・薬学 名誉博士号を授与されました。また、SFRRヨーロッパから2020年度臨床研究アワードを受賞しています。

バレンシア大学(スペイン)生理学部門 教授および部門長

バレンシア大学(スペイン)生理学部門 教授および部門長
バレンシア大学で医学を学び、オックスフォード大学でクエン酸回路の発見者であるハンス クレブス教授に師事し、博士号を取得。エストレマドゥーラ大学(スペイン)で生理学の講師を務めたのち、バレンシア大学 生理学部門教授に就任。研究と学生の指導に取り組んでいます。主な研究分野は、加齢と運動。2007年にバレンシア王立医学アカデミー会員となりました。
自身を中心とした研究グループ「FRESHAGE」は、健康な年の取り方と運動、アルツハイマー病など、加齢のさまざまな側面を研究。最初は長寿と栄養の関係について、近年はフレイル研究に取り組み、大きな成果を上げています。
博士は研究者としての優れた業績が認められ、さまざまな賞を受賞しています。主な業績は以下のとおりです。
① ミトコンドリアが老化において重要な役割を果たすことを実験的に証明。
② 女性が男性より長命である理由を説明する分子構造を特定。
③ 寿命に関係する新たな遺伝子(特にp53経路やテロメラーゼ、RAS/GRF1、抗酸化物質(G6PD)の働きに関係する遺伝子)を特定。
④ 動物の老衰に関する新たな実験モデルを考案。
⑤ ヒトのフレイルを遅らせるために効果的な臨床的介入方法の確定。
引用元:ニュースキン ジャパン公式サイト(ニュースキンの研究開発「アドバイザリーボードの知見」)2024年5月転載
ニュースキンの社会貢献活動
ニュースキンは1984年の創業当時から掲げる「人々がより豊かになるための力となる」という理念に基づき、世界中で社会貢献活動を続けてきました。
しかしまだ、食や教育の機会の不均等、子どもたちの飢餓や環境破壊など、私たちの住む地球には、たくさんの困難があります。
世界の泣き顔を、未来の笑顔に変えていく。
その強い想いから、ニュースキンは「フォース フォー グッド活動」「ナリッシュ ザ チルドレン プログラム」「サステナビリティへの取り組み」を通じたさまざまな活動を、会員・社員・パートナー団体と一緒に行っています。
この取り組みは2015年に国連サミットで採択されたSDGs*(持続可能な開発目標)の達成とも重なっています。
* SDGs(エスディージーズ)とは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略称で、2015年に国連サミットで採択されたものです。
引用元:ニュースキン ジャパン公式サイト(ニュースキンの社会貢献活動)

ニュースキン製品は、原料の選択から製品化までを6段階の厳しい基準・視点で管理する「6Sプロセス」によって守られています。
原産地(Source)《厳しい基準を満たす原産地のものだけを使用》
仕様(Specification)《常に均質な製品を製造するための仕様を明確化》
標準設定(Standardization)《有用成分量の基準を定め、品質を一定に維持》
安全性(Safety)《微生物テスト、毒素・重金属分析などを徹底的に実施》
実証主義(Substantiation)《有用性・安全性を実証した製品のみを提供》