明日を変えるベース サプリ

★前回の「サプリについて知っておきたいこと」では、サプリメントが必要といわれる理由やその分類などについてお話ししました。

さて、今回はサプリメントの基本である『ベース サプリメント』についてご紹介いたします。

★サプリメントについての一般的なことにご興味のない方は「ライフパックとの出会い」にお進み下さい。

まず、ベース サプリ!その理由は?

現代人の栄養バランスは偏りがち

栄養バランスの良い食事や、充分な睡眠、適度な運動など、「規則正しい生活が大切!」と理解していても、我々現代人は忙しさに追われて「まぁ、そのうちに・・」と後回しにしてしまいがちです。

現代人の栄養は「バランス」が弱点

若々しく健康的な毎日のためには『栄養・休養・運動』が不可欠。

そのうちの『栄養』に関しては、毎日の食生活を見直し、不足しがちな栄養素を補うことが大切です。

厚生労働省「食事バランスガイド」平成17年6月策定
《出典:厚生労働省「食事バランスガイド」平成17年6月策定

「昼食は麺類やファストフード、サラダだけ」など、多忙な毎日で陥りがちな「食の偏り」は、そのまま「栄養バランスの偏り」となってしまいます。

そして、「朝・昼・晩」毎食きちんと栄養バランスの良い食事を意識しているつもりでも、実際にはバランスがとれていない人が多いのも現状です。

栄養バランスの偏った食事が習慣化した日本人が増えている
《出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査」平成27年

上図は20代男女の調査結果ですが、40代男性の場合でも「バランスの取れた食事は、ほとんどとれていない」が17.8%、「週に2〜3日以下」が23.8%という結果になっています。

このような偏った食生活を続けると、健康や美容に影響を及ぼし、「疲れが抜けない」「集中力が続かない」「ストレスを感じる」「老けて見える」など、心身からのサインが出はじめることもあります。

このような状況で、「●●が疲れに効く!」、「▲▲がカラダに良い!」といったオプショナル(目的別) サプリメントや、特定の栄養素だけを突出して摂っても、根本的な解決にはなりません。

細胞ひとつひとつに、不足しがちな栄養素をバランス良く届けていくことが重要であり、体質改善のスタートと言えましょう。

次項では、もう少しその点について考えてみたいと思います。

栄養のネックレス

パントテン酸(ビタミンB5)の発見者として著名なロジャー ウィリアムス博士は、私達の細胞の生命維持のためには「約50種類の栄養素をバランスよく摂ることが不可欠である」ことを長年の研究の結果、明らかにしました。

そして、これらの必須栄養素の相関関係は「鎖で出来た首飾りのようなものである」ことを表現して、『生命の鎖』という有名なキーワードで呼びました。

必須栄養素のそれぞれは、鎖の中の一つ一つの輪となることで「チーム プレー」をしている

必須栄養素のそれぞれは「個人プレー」をしているのではなく、鎖の中の一つ一つの輪となることで「チーム プレー」をしているということですね。

逆に言えば、鎖の輪が1つでも欠けていたり、弱いところがあれば、「鎖全体としての働きが弱まったり、失われるたりする」ことも意味しています。

よく知られていることですが、ビタミンDはカルシウムの吸収を助けて、 適度な血中濃度を保ちます。

さらに、「成分の相互協力」という観点からすると、骨の健康のためには、カルシウム、ビタミンD、マグネシウム、ケイ素、リン、ホウ素、ビタミンKなどのビタミンやミネラルが協力し合って働いています。

つまり、骨の健康を考えるのであれば、カルシウムを補うだけでは不十分であり、 骨の健康を支える成分全体の中から、「通常の食事では不足しやすい栄養素」を総合的に補うことが重要なのです。

「どんなに良い栄養成分でも、それだけで身体が働くわけがない」というのは分かりますが、実は、これほど多くの栄養素が協力しあってこそ、私達の生命活動は維持できているのですね。

この「正常分子栄養学」という理論については、多くの専門サイトなどで説明されているのでそちらを参照して頂くこととして、ここでは次のように重要なポイントをまとめたいと思います。
《ご参考:Googleの「正常分子栄養学」の検索結果

栄養素にスター選手はいらない!

大切なことは、なにかの栄養素を突出して多く摂るのではなく、《多種の栄養素をバランス良く、吸収の良いかたちで摂ること》

私達が必要とする多種の栄養素のうち、どれかの栄養素が不足すると、いくら他の栄養素を充分に摂っていても、それらが活かされることなく無駄になってしまいがちです。

ドベネックの桶   
《参考:恩賜財団 済生会「正しい食生活のすすめ~栄養素と身体の関係~

さらに、偏った栄養素を極端に多く摂ることで、かえって健康を害することもあります。

ビタミンやミネラルは単体で摂り過ぎると、チームワークのバランスが崩れてかえって害になるものもあるからです。

また、カルシウムなどのミネラルや、ビタミンの種類によっては、食材の組合せや私達の加齢とともに「吸収率が低下」してしまいます。

年齢を重ねても若々しく、健康であるためには、栄養のバランスや量だけでなく、吸収の良いかたちで摂ることも大切なのですね。

サビないためにも、栄養バランスが重要!

活性酸素ってよく聞くけど?

“カラダのサビ”とも言われる『活性酸素』。

この「活性酸素」と「抗酸化物質」についても多くのWebサイトで説明されているので、詳細はそちらを参照して頂くとして、ここでは簡単に触れさせて頂きます。

強力な酸化力をもつ「活性酸素(フリーラジカル)」は本来、私達の体内で免疫に関わり、侵入してくるウィルスや細菌を殺すなど重要な働きをしています。

通常の呼吸で取り込む酸素のうち、約2%ほどが活性酸素になると言われています。

しかし、体内で活性酸素が必要以上に増えてしまうと、その強い酸化力で正常な細胞を侵食し、過酸化脂質を生み出して、カラダの内外にさまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。

そのため、活性酸素は「悪玉酸素」とも呼ばれますが,次のようなときに体内で急増します。

  • ストレスを受けたとき
  • 激しい運動をしたとき
  • 体内に入った添加物や薬、汚染された空気、農薬、アルコール、タバコなどの成分を分解するとき
  • 放射線(紫外線や電磁波を含む)を浴びたとき
  • 細菌やウィルスが体内に入って免疫が対抗するとき
活性酸素が必要以上に増えてしまうと、その強い酸化力で正常な細胞を侵食し、過酸化脂質を生み出して、カラダの内外にさまざまな悪影響を及ぼしてしまう

つまり、現代社会に生きる私達の体内では、悪玉となった活性酸素が増えすぎてしまいがちであり、そのままであれば、老化現象や、ガンや動脈硬化などの重大な疾患の原因となってしまいます。

そのため、この悪玉となった活性酸素と戦ってくれる抗酸化物質』の存在が重要となってきます。
これらには下記のようなものがあります。

頼もしい抗酸化メンバーを味方につけよう!

★体内で生産する抗酸化酵素
私達の体内で生産される「SOD」など、各種の酵素です。

これらの抗酸化酵素を作るためにはタンパク質とミネラル(鉄、マンガン、亜鉛、セレニウムなど)がバランス良く必要となります。

ところが現代の食生活では、これらを必要量、毎日きちんと摂ることは難しくなっています。

ここでも、栄養の偏りや不足が問題になってしまうのですね。

最近では、コエンザイムQ10やαリポ酸などの補酵素も強力な抗酸化物質として注目されています。

しかし、これらの補酵素も20歳代をピークに加齢とともに減少していくため、下記の『体外から摂り入れる栄養素』がとても重要になります。

★ビタミン類
体外から補充する「抗酸化物質」といえば、まず、ビタミン類が頼もしい味方です。

たとえば、リンゴの断面は空気に触れると茶色くなりますが(酸化 =サビ)、レモンの絞り汁を塗っておくと変色が防げます。
これは、レモン果汁に含まれるビタミンが酸化を遅らせる(抗酸化)からですね。

ビタミンA,C,Eはチームワークで活性酸素を消去することから「抗酸化のエース(ACE)」と呼ばれています。
うまいですね!(笑)

これらも「バランス良く、必要量を摂ること」が大切なのですが、やはり、現代の食生活では難しくなっているのが現実です。

その理由としては、私達の食事が野菜不足になっていることと、そもそも野菜の栄養価が減少していることが大きな要因となります。

★植物栄養素
最近ではビタミン以上に抗酸化力の強い、私達にとっては救世主のような成分が植物からたくさん発見されてきており、栄養学や予防医学の分野で注目されています。

トマトの「リコピン」、ブドウやベリーなどの「アントシアニン」、緑茶の「カテキン」、ほうれん草に多い「ルティン」などが有名ですね。

これらの成分は、まとめて「植物栄養素(フィトケミカル)」と分類され、現在では、食物繊維に続いて「第七の栄養素」と呼ばれ、重要視されています。

ちなみに、植物栄養素を大きく分類すると、『ポリフェノール、カロテノイド、テルペン類、多糖類、含硫化合物』の5種類に分けられます。
これらの栄養素は、元々、植物が紫外線や有害物質、害虫などの害から自身を守るために作り出した色素や香り、アク、辛味などの成分です。

私達は、野菜や果物、海藻を食べることで,抗酸化力など、いろいろな栄養効果を利用できているのですね。

このように、体内で増えすぎて万病の元となる『活性酸素』を安全なレベルまで抑えるためにも、各種のビタミン、ミネラル、植物栄養素を「バランス良く、必要量、摂り続けること」が大切です。

《参考資料:ニュースキンジャパン公式サイト「健康・栄養クイズ 08」e-ヘルスネット(厚生労働省)「活性酸素と酸化ストレス」

負けない力にも栄養バランスが大切

現代においては、薬やワクチンに頼るだけでなく、カラダがもつ『負けない力』がとても重要視されていますが、ここにも、さまざまな栄養素がチームワークで関わり、カラダのもつ重要な機能を支えています。

このページのまとめ

さて、以上をお読み頂いて、いかがお感じでしょうか?

「普通に食べていればサプリは必要ない」という方が、「自分の食生活や、ストレスの多いライフスタイルを見直すと、やはり、サプリで栄養バランスを補強するべきかも?」とか、「これからも元気で若々しくあるためには、サプリも使ってみようかな」とお考えになったかも知れません。

また、「若々しさにはビタミンEが良いと聞いたから、そのサプリを飲んでいる」、「骨が脆くなると困るから、カルシウムの錠剤を飲んでいる」という方が、「もっと、総合的に栄養バランスのとれたサプリを選ぼう!」と気付かれたかも知れません。

その上で、サプリメント選びに迷われるようならば、ぜひ次のポイントを参考にして頂ければと思います。

サプリメントを選ぶ3つのポイント!

サプリメント選びのポイントをチェック!
【1】ベース サプリメントが基本 
食生活を見直し、不足しがちな各種の必須栄養素を補うことが優先です。
まず、ベース サプリメントを基本にして、オプショナルなサプリメントはその次に検討しても良いでしょう。
カラダが栄養不足になっている状態では、限られた栄養素を多く摂っても充分に活かすことが出来ない場合もあるからです。
【2】成分の配合バランスや原材料の選択が科学的な根拠に基づいていること。
栄養素単体のサプリメントを私達素人が組み合わせても、理想的なバランスにはなり得ません。
まず、現代の日本人の食生活を徹底調査し、不足しがちな栄養素を特定した上で、理想的な配合バランスを設計していく必要があります。
また、原材料も収穫した地域や時期によって、栄養学的有用性が大きく違います。
専門的な研究データに基づいた『高いレベルの栄養学的見地』によって、多種の栄養素がバランス良く、厳選された原材料で配合されていることが重要です。
【3】安全で有用性が確認された製品であること。
サプリメントは、徹底して安全でなくてはなりません。
さらに、製品化されたものが、実際に栄養学的な『有用性』をもたなくては、使う意味がありません。
これらの点が、科学に基づいた厳しい基準でチェックされている製品を選ぶことが大切です。

続いて、《ライフパックとの出会い》では、ニュースキン ブランドメンバー 大野 が、ニュースキンのサプリ「ライフパック」を選び、愛用するようになった経緯や使用体験をご紹介いたします。

ライフパックとの出会い

ニュースキン ブランドパートナー 大野

ニュースキン ブランドメンバーの大野 充と申します。
1994年よりニュースキン ジャパンと契約を行い、以来、29年以上にわたり販売業務を行ってきました。

現在、「シニア世代」と呼ばれる年齢になりましたが、ニュースキン&ファーマネックス製品のおかげで元気に毎日を送っています。

男性でも「年齢より若く見える」と言われるのは嬉しいことですし、毎日を健康で楽しく過ごせることにかけがえのない幸せを感じています。

ニュースキンと出会ったのは40歳の時でしたが、当時に比べてエイジングケア製品に対する興味が格段に強くなり、自分ごととして切実に感じるようになりました。

ニュースキン&ファーマネックス製品をお薦めしていくことにも更に強い意義を見い出しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

DREAMON 管理者:大野 充
e-Mail:eshop@dreamon.jp
店舗電話:03-3415-9696 (10時〜19時)
所在地:東京都世田谷区

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