冬の紫外線がこわい理由

冬の紫外線

冬の紫外線、UVAが大敵?

2019年も初冬を迎えましたね。
私の住む東京も朝晩は気温が下がり、空気の乾燥もはじまりました。

空気が乾燥するとインフルなど感染性の病気も流行しますし、肌にとっては小ジワの原因となり、皮膚のバリアー機能も低下させますので、朝晩の保湿ケアが重要なのは今さらジローですよね ( ̄^ ̄)b(ふるっっ)。

さ、さて!

ここで忘れていけないのは「冬の紫外線ケア」!

紫外線には波長の違う「UVA」と「UVB」の2種類があることは知られていますが、さて、どっちがどうなの?って区別がつかない方も多いかも?ですね。

紫外線にはUVAとUVBの2種類があります

上図の右側のように、肌が赤くなるような日焼けをもたらすのが「UVB」です。

冬場になると、UVBの量は真夏のピーク時と比べて4分の1以下に減少するため、冬の日常紫外線では、急激な日焼けをすることが少ないのですね。

それに対して、冬場にも要注意なのが上図の左側「UVA」。

ひと昔前は、UVAはUVBに比べて、肌に与える影響が少ないと考えられていましたが、最近では、UVAのほうがお肌に深刻な影響を与え、深いシワやシミなどの大きな原因となることがわかっています。

UVAはUVBほどの強い作用はありませんし、短時間で肌を赤くすることもないので油断しがちです。

しかし、家や車などの窓ガラスを通過しやすく、長時間お肌に浴びると表面のメラニン色素を増加させシミの原因となります。

さらに真皮層にまで届き、弾力繊維やコラーゲンなどの膠原(こうげん)繊維にダメージを与え、深いしわをつくってしまいます。

UVAは冬場でも夏の約1/3は照射されますし、夏場にしっかり日焼け予防をして1分間外に出るよりも、冬場に全くケアをしないで10分間外に出るほうが、多量の紫外線を肌に当ててしまうのです。

冬の紫外線にご注意!

シワ、シミ、たるみの原因は紫外線が8割!

アンチエイジング分野の専門家として知られる北里大の塩谷教授は、専門医の立場から紫外線ケアについて次のようにお話しされています。

皮膚は臓器のひとつと言われ、肌の見た目の印象は若さや全身状態を示すバロメーター。

一卵性双生児でも、違うライフスタイルの元で暮らしていれば、見た目年齢が20歳ぐらい違ってくることもあり得ます。

顔色や血色、シワ、シミ、たるみ。それらの要素が、見た目年齢を左右するのです。だから、いつまでも若々しくありたいと思うならば、日常の肌のケアが必要となります。

男性でも女性でも、シワ、シミ、たるみの8割は紫外線が原因です。

紫外線は肌の奥底までも届くので、それを遮断するために皮膚はメラニンをつくり、黒くなる。それがシミの元です。

また、紫外線は体の活性酸素を増やすため、皮膚を深い所で支える膠原繊維や弾性繊維をさび付かせるようにダメージを与え、シワやたるみの原因をつくるのです。

だからといって、紫外線恐怖症に陥ることはありません。
紫外線には、体内でのビタミンDの合成を促す働きもある。

紫外線を恐れる余り室内に閉じこもっていては、心身のためにも良くありません。むしろ、日焼け止めを肌に塗るなど紫外線対策をしっかり講じた上で、戸外でアクティブに活動する方が、心身の若返りのためには有効でしょう。

日焼け止めはたくさん出ているので、選択に迷うかもしれませんね。製品には、紫外線のカット効果を表す指標(SPFやPA)がついていますから、それらの説明書きを参考に、使うシーンに合わせて好きなものを選んでもらって構いません。

“朝日新聞 2019年インタビュー記事”

 

「夏のような強い陽射しがないから」と言って油断せずに、冬の生活紫外線にもしっかりと対策が必要ですね。